自然科学研究科の教育目的・目標

教育目標

熊本大学自然科学研究科は、社会の急速な変貌に伴って起こる様々な問題に対して、科学・技術の立場から柔軟に対処しうる豊かな識見と創造的、指導的能力を持つ人材の育成を目指す。このために、本研究科のアドミッション・ポリシーのもとに入学した学生に対して、上記の理念の具現化を図る。
1 博士前期課程においては、基礎学力を身につけた学部卒業生を、総合的視野のもとに問題を解決し、広い分野で活躍することのできる高度専門職業人として育成する。博士後期課程においては、学際的・総合的な研究能力と高度な洞察力を有する創造性豊かで現代社会の要請に応え得るバランスのとれた人材を育成する。
2 グローバル化が一層進むこれからの時代にあって、科学・技術の立場から国際的に貢献できる人材を養成する。
3 世界に開かれた大学として、外国人留学生のための教育・研究の環境を充実させ、多様な人材を受け入れて教育する。
4 教育研究における産官学連携の推進を通して、起業家として必要な能力を備えた人材を育成する。
社会に開かれた大学として、社会の要請に応えて社会人のキャリアアップ教育を実施する。

教育目標

1 目的に掲げる人材育成を効果的に行うため、目的に沿った教育システムを編成し、その有効性について継続的に自己点検評価・外部評価を行い、教育の改善と一層の充実を目指す。
2 学生が幅広い視野に立って自らの研究の成果を見直し、さらなる発展を目指して主体的かつ機動的に研究を遂行できるように、学会参加や研究成果の学会発表等を奨励・指導する。
3 柔軟に対処しうる実践的能力を養うために、企業研修(インターンシップ)や共同研究への参画等の教育システムを充実させる。
4 18年度から新たに導入する「プロジェクトゼミナール」を核に、複数教員の指導の下、与えられた課題や自ら行う研究の発表・討論を通し、異分野融合の重要性・必要性を実体験し、互いに切磋琢磨する競争的環境の中で自らの研究の主体的推進が可能となる環境を醸成する。
各種留学制度や本学の国際奨学金制度の下、日本人学生の留学や海外での学会・フィールドワーク等への参加機会の拡充や、本研究科主催の国際シンポジウムによって実践的な国際経験を積ませる。
「国際大学院特別コース」に代わる新規な特別コースの設置を行い、一定数の国費大学院生を受け入れる体制を確立するとともに、国際的専門教育のための英語授業の拡充を目指す。
7 18年度設置の「MOT特別教育コース」を通して、将来研究開発リーダーとなりうる人材の育成を目指す。
8 平成12年度に設置された「熊本大学VBL(ベンチャー・ビジネス・ラボラトリー)」を活用し、地域社会及び産業界との連携を深め、かつ起業家として必要な能力を養う。
9 キャリアアップ教育を希望する社会人のために、マルチメディアを活用した遠隔授業の実施や遠隔研究指導などによる学習・研究体制の強化を目指す。
10 学生の学習や生活を支援するため、学習空間・設備の充実、就職支援体制、完全管理体制や相談体制の充実を図る。