大学院科学技術教育の全面英語化計画(GRASIUS)

本プログラムの活動報告

News Letter 2009.6 No.6

 

第2回学生国際会議(ICAST Beijing 2008)

総合科学技術共同教育センター(GJEC)准教授 岸田 光代

 

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自然科学研究科では,平成19年度に採択された大学院教育改革プログラム「大学院教育の全面英語化計画」の一貫として,学生国際会議(ICAST)を開催しています。これは,自然科学研究科の学生と海外協定校などの学生が参加し研究発表を行う場で,英語による論文作成や発表の機会を与えることで国際感覚を身に付けてもらうことを目的に始められたものです。第1回目は平成20年3月13-14日に熊本大学で開催し,海外からの参加を含め100件以上の論文の投稿がありました。昨年度は初めての海外開催地として,交流協定のある北京大学工学院の協力を得て,12月22-23日に北京大学で第2回ICASTを開催しました。自然科学研究科からは48名の学生が口頭発表(41件),ポスター発表(7件)に参加しました。また中国とインドネシアの大学からも28件の発表がありました。それぞれのセッションでは北京大学の学生と協力し,座長や運営も学生が担当し,皆積極的に参加していた様子が印象的でした。
今回は開催時期も12月で一番寒い時期であり,熊本からの飛行機が悪天候のため何時間も遅れるなど,当初会議のスケジュールを変更しなければと思うような不安がありましたが,極寒の天候もしだいに緩み,いざ会議が始まれば学生たちが活発に研究発表・ディスカッションに参加し,順調に進行することができました。学生にとっては,英語での会議の参加,中国屈指の大学である北京大学のキャンパスの雰囲気,また自由時間に訪れた北京の街など,それぞれが得るところのある経験になったと思います。今年は韓国の梨花女子大学での開催を計画しており,より多くの学生が参加してくれることを期待しています。