地球史における5回の大量絶滅(Big 5)の一つである上部デボン系Frasnian-Famennian境界(約3億7千万年前)について、稲田稔貴君(博士前期課程2年)と松尾遼君(博士前期課程1年)は北部ベトナムの山岳地帯で詳細な地質調査を行い、絶滅事変の正確な年代とその前後における全球的な環境変動の解明を試みています。

また博士前期課程の講義の一環として、北海道に分布する白亜紀(約1億年前)の地層群とアンモナイト類などの化石の観察を実施しました(北海道苫前町奥三毛別山地域)。

熊本大学大学院自然科学教育部の「今」をお知らせするニュースレターです。
Newsletter