工学専攻(博士後期課程)
教育目的
高度かつ先端的な専門知識と論理的思考能力を備え、研究活動に主体的に取り組む姿勢を身に着けさせるとともに、内外を問わず異分野の研究者との積極的な連携を通して、国際社会・地域社会に貢献できる能力の修得を、本専攻の教育目的とする。
教育目標
人類の幸福を目指し人間性豊かで活力ある社会を築くため、多様化する社会環境の変化に対応し、新しい科学技術の開発や従来技術の機能的連携・再編を行いながら、地域社会と国際社会に貢献する指導的役割を担う高度な専門性と研究能力を備える先導的な人材を育成する。
教育の特色
博士後期課程では、工学部から博士前期課程までの6年一貫的教育による4つの学科・専攻の教育分野における基礎から応用までの知識の下、それらをさらに深化させる教育を行います。後期課程では、一つの工学専攻とし、その下に12の教育プログラムを置くことで、高い専門性のみならず工学系全体に対する俯瞰力や学際的な知識、さらに他者と協働する力などを涵養します。そのために、博士研究を通した高度な専門教育に加えて、大学院自然科学教育部の理工融合教育科目として提供される科目を主体的に履修させ、社会的要請を踏まえた各分野で即戦力になるいわゆるT字型人材を育成する教育を実践します。