新しい構造材料として耐食性に優れ、軽量な繊維強化プラスチック材料であるGFRP部材の活用が進んでいます。GFRP部材同士を接着により接合できると、景観や耐久性に優れた、より長大なGFRP歩道橋の実現が期待されます。そこで、真空状態で樹脂を含浸するVI法により成形した接合部の性能を載荷実験と数値解析により評価しGFRP部材同士の接合法の開発研究に取り組んでいます。また、研究テーマ以外にもゼミや橋の見学、調査などの活動を通して、効率よく専門知識が身に付きます。私は高専から編入ですが、新しい出会いや学びの機会が多く、充実した学生生活・研究生活を過ごしています。

研究室の活動として、新阿蘇大橋の振動計測を行いました。