火山活動は地下で起こる地球科学的プロセスが地上の我々の文明に影響を与える現象です。岩石・鉱物の組織解析や化学分析を行うことで、マグマ溜りの温度や深さ、マグマの生成過程や噴火過程について情報を得ることができます。噴火の原動力となる溶存揮発性成分の量やマグマプロセスのタイムスケールの推定は現在行っている研究テーマの1つです。九州の火山活動を理解するために、国内外の研究者と協力して研究を進めています。

昨年11月に阿蘇火山で行われたクレルモン=オーヴェルニュ大学(フランス)との合同地質調査の様子
熊本大学大学院自然科学教育部の「今」をお知らせするニュースレターです。
Newsletter