私は、建築材料における耐爆・耐衝撃性の向上に関する研究を行っています。
爆発現象は温泉施設や飲食店、倉庫等での事故が多数発生しており、私たちにとって身近な現象であると言えます。また、爆発を受ける面よりも人命やその財産が存する裏面側で大きな被害を受けることが知られています。
私たちはこれらの背景を受け、鉄筋コンクリートや木質材料のほかに、繊維補強コンクリートなど新たな建築材料に様々な工夫を凝らすことで、既存建築物に更なる安全性を付与するための研究に取り組んでいます。
コンクリートを打設するための型枠を作成している写真です。
試験体上にセットされた爆薬です。