環境汚染の原因となる二酸化炭素の削減に向けて、その分離・回収技術が注目されています。私は、二酸化炭素を高い性能で分離する材料として、「セラミックス材料を用いた分離膜」の開発を目指して研究に取り組んでいます。この分離膜の開発に当たって作製時に磁場を適応することで膜の構造を制御することに成功しており、現在その現象の機構を調査しています。現象を解き明かすのは簡単ではありませんが、研究室のメンバーや教授と意見を交わしながら充実した研究生活を送っています。

試料を評価するために外部の施設を利用した測定を行っています。