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概要

研究部長メッセージ
研究部長

熊本の地で私たちと共に自然科学の最先端を目指して

大学院先端科学研究部長 磯部 博志

21世紀も四半世紀が過ぎようとしている今、激しく変化し不確実性が増す世界の中で、先端科学の追究とその応用はその役割がますます大きくなっています。熊本大学大学院先端科学研究部は、理学系、工学系全教員が所属し、連携協力して研究活動を推進する組織として2016年(平成28年)4月に発足しました。以来、全学の付属研究所、センター、研究機構等を含む教育研究組織に所属する教員や内外の研究者等とも密接に連携しながら、独創的、革新的な基礎学術研究から急速に変化する社会的要請に的確に応える先導的な応用研究まで、広く研究活動を行っています。

現在、先端科学研究部には理学系教員が所属する「基礎科学」部門、ならびに工学系教員が所属する「物質材料・化学」、「産業基盤」、「情報・エネルギー」、「土木建築学」、「医工学」の6部門に、合計26の研究分野が置かれています。各部門では積極的に産学連携を進めており、寄附研究分野および共同研究分野各1件が置かれています。加えて、研究部附属として、イノベーション研究教育センターおよび生物環境農学国際研究センターが設置されています。各部門等や教員の研究活動等の詳細につきましては、本ウェブサイト内の研究部各部門の紹介等のページをご参照下さい。

先端科学研究部の研究組織は、大学院教育組織である自然科学教育部の各専攻、教育コース、プログラムの中核を構成しています。大学院生の教育において、最先端の研究活動に触れ、その現場を担うことは極めて重要です。先端科学研究部所属の教員・研究者が行っている研究活動はそれぞれの分野における最先端の研究を担うものとして、学際的研究や新たな学術領域の開拓、さらには萌芽的研究から実践的応用研究に至るまで多岐にわたっています。このような研究現場を経験することは、次世代の研究者を養成するためばかりではなく、高度な実務的人材を輩出するためにも不可欠の要素となっています。

先端科学研究部は、本学が推進するさらなる国際化の中心的役割をも担っています。多くの国際的共同研究が実施されており、海外諸機関と多数の交流協定を締結しています。また、理工連携のみならず理・工・医連携をはじめとする異分野融合の学際的研究や半導体・デジタル分野の強化など、熊本ならではの立地を活かした取組を推進しています。さらに、産学官連携を積極的に推進しており、所属教員は国内外の研究機関や企業との連携強化に取組むとともに、国および自治体の各種委員を務めるなど政策決定において重要な役割を果たしています。

先端科学研究部は、このような取組を通じて持続可能な社会の実現に貢献するため、先端基礎科学からその応用技術まで、自然科学のあらゆる領域にまたがる高度な学術研究拠点の創生を進めてまいります。

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