機械工学教育プログラム
教育目的
機械工学教育プログラムでは、種々の環境下での機械システムを、複雑化した社会や環境・エネルギーなどの総合的な視野から捉えることのできる高度な専門能力を有する人材の育成する。このために、機械工学にとって基盤となる機械要素技術(熱・流体、エネルギー変換、材料強度、精密加工)を中心とする教育・研究を通して、高い専門性や問題意識および解決能力を養う。
教育目標
教育目的を達成するために、下記に示す教育目標に従って教育を行う。
- 01.学部教育から大学院博士前期課程までの6年一貫的教育を実践することで、機械要素技術を中心とする機械システム全般に関する広範な知識を習得させる。
- 02.プレゼンテーション能力およびコミュニケーション能力を育成させる。
- 03.修士論文執筆の際のきめ細かな指導によって、自ら思考し、問題を解決できる能力を獲得させる。
教育の特色
「バイオハイブリッドシステム」、「精密加工学」、「知能機械製作学」、「安全環境科学」、「衝撃プロセス工学」、「流体工学」、「熱工学」、「流体機械工学」の八つの研究室があります。医療機器をはじめ、あらゆる分野の機械や装置の高度な設計・製作をめざし、高信頼性の強度計算と品質評価、超精密加工等に関する教育と研究を行います。また、流体および熱エネルギーの有効利用の観点に立って、流体・熱関連機器の高効率化、低公害化、安全性評価等に関する教育と研究を行います。
代表的な科目
機械潤滑システム特論、溶接工学特論、熱工学特論、流体工学特論